永住許可申請の身元保証書の書き方・記入例

永住許可申請の必要書類の一つである「身元保証書」の書き方を記入例付きで解説します。

永住許可の身元保証書とは

身元保証書とは外国人が永住許可を申請する際に必要となる添付書類の１つであって、申請人が日本に在留中に、日本の法令を守り、公的義務の履行について身元保証人が支援をする旨の内容を記載した書類です。

身元保証人となれるのは「日本人」または「永住者」です。

身元保証人と聞くと連帯保証人のような重いイメージを持たれるかもしれませんが、永住許可における身元保証人の責任はあくまでも道義的責任であって、金銭的な責任を負ったり、罰則を受けたりするようなものではありません。

身元保証人は、身分を証明するために「運転免許証の写し等」を提出する必要があります。

身元保証書の書き方について解説します。記入例もご参照ください。

記入した日を書きます。

申請人の国籍を書きます。
中国・台湾・香港・フィリピン・ベトナム・タイ・韓国・アメリカ
上記のような通称名で書いても正式名（中華人民共和国等）で書いてもどちらでも差支えありません。

申請人の氏名をパスポートの通りに書きます。

身元保証人欄は永住許可申請書の身元保証人欄の内容と一致しているか確認しながら記入します。

自筆で身元保証人の氏名を書きます。押印は不要です。
外国人の方が書く場合にはパスポートの通りに書きます。

身元保証人の住所と電話番号を書きます。住所は併せて添付する身分証明書（運転免許証等）と一致していることを確認します。

身元保証人の職業とその勤務先・電話番号を書きます。

身元保証人の国籍と在留資格を書きます。身元保証人になることができるのは日本人又は永住者ですので、外国人の方が身元保証人になる場合には在留資格を永住者を書きます。

記入例：雇用主・夫・妻・友人

万が一申請人が日本の法令に違反してしまった場合には身元保証人にはどのような影響がありますか: 永住許可申請の身元保証人に法的責任はありません。ですので身元保証人が法令違反をしたとしても罰則を受けることはありません。しかし、今後身元保証人になることが難しくなる可能性はあります。
身元保証人の押印は必要ですか: 以前は永住許可の身元保証人の押印が必要でしたが、現在は押印不要です。その代わりに必ず氏名を自筆する必要があります。